「アエロフロート航空」のコンフォートクラスでロンドンに行きました！ロンドンまでの費用や、機内食などを大公開！
こんにちは、ヤジブタです
今回は、「アエロフロート航空」に乗ってロンドンに行った話です
78歳の「父タロー」と一緒なので、少し贅沢な「コンフォートクラス」に乗りました
これからヨーロッパに行こうと思っている人は、参考にしてくださいね！
アエロフロート航空とは？
「アエロフロート航空って何だろ？」
聞いたことがない会社名です
「アエロフロート航空」は、ロシアの航空会社です
「ソ連の飛行機に乗りたくないな…」
78歳の「父タロー」がボヤきます
（年配の人は「ロシア」を「ソ連」と言ってしまいます^^;）
今回の旅行は、5連休が取れたので５日間の旅行です
現地２日しかないので、ある意味「弾丸ヨーロッパ旅行」に近いです
現地には2日しかいないので、航空券は安く抑えたいところ
安くて飛行時間の短い航空会社を探したら、結果的に「アエロフロート航空」になりました
父タローがうるさいので、アエロフロートの良いネタを探してみます
CAは美人が多い？
以前はブス〜っとしたおばさんが多かったそうですが、今はそうではないようです
私もカナダ航空に乗った時に、屈強なおばさんCAの迫力に驚いたことがあります^^;
パイロットの腕が良い？
ロシア空軍のパイロットを採用しているからアエロフロートのパイロットは非常に腕がよいというと評判です
雪に強い？
雪、大丈夫なのかな？
心配してしまいますが、ロシアは雪国です
パイロットはいつも雪の中、離発着してるから雪に慣れているようです
シェレメチェボ空港も、雪の対策はばっちりだそうですよ！
東京の人が、雪の中を運転するのとは違うようですね
（2020年2月です）
料金が安い？
ロシアは人件費が比較的安く、パイロットも空軍出身者で、教育費がかかりにくいようです
冬はモスクワへ行く人が少ないので、飛行機の座席が埋まらず、思い切った低価格戦略をとっているようですよ（特に冬が安いみたいです）
今回かかった費用は、最後の方に紹介します
最後まで読んでくださいね～！
実際に乗ってみた！
ロンドンまでのルート
ロンドンまでは、ロシアで飛行機を乗り換えて向かいます
成田空港➡︎シェレボチア空港（ロシア）・・・10時間
シェレボチア空港➡︎ヒースロー空港（イギリス）・・・3時間
乗り継ぎ時間を合わせて、約15時間の旅です
帰りの方が、1時間若干早く到着できるようです
ちなみに、各空港でのターミナルは以下の通りです
成田空港：「第1ターミナル（北）」出発
シェレボチア空港：「ターミナルD」内で乗り換え
ヒースロー空港：「ターミナル4」到着
コンフォートクラス（成田➡︎ロシア）
成田からロシアまでは、「コンフォートクラス」です
「コンフォートクラス＝プレミアムエコノミークラス」ですよ
人生初です！
ウレシイな〜♡
エコノミーと何が違うんだろ？
・シートがゆったり（ビジネスほどではない）
・機内食がビジネスと一緒
・アメニティも少しグレードアップ
・料金は、エコノミーとビジネスの中間くらい
それでは、
コンフォートクラスを紹介していきますね！
ビジネス乗ったことある人に笑われちゃうな^^；
座席・アメニティ
座席です
座席の間にある触覚みたいのは、ライトですよ
シートの幅
コンフォートクラスだけあって、座席が広いです
タブレット1個分なので、約20センチくらい余裕がありました
エコノミーシートは、座席指定するのに指定料が発生しますが、コンフォートクラスにはかかりませんでした
隣同士になれるようにホームページから指定しておくと良いですよ！
余談ですが、エコノミーの座席エリアの先頭はかなり広くておススメです
エコノミーシートの座席指定料金は、たしか5000円以下だったと思います
座席が空いていたら、座席指定料金を追加で支払った方がかなり楽にロシアまで行けます
10時間のフライトはかなりキツイので、私だったらお金出しますよ^^
シートをリクライニングするとこんな感じです
違いわかるかな？
シートが後ろに倒れないんです
後ろの人を気にしないで、いつでも下げられますよ！
シートの前にはドリンクホルダーがついてます
が⁈
微妙に細い…
日本の一般的な500ｍｌペットは入らないです
テーブルを広げました
メッチャ広いです！
「SPA!」を置いてみました
雑誌を縦にして2個分くらいと、かなりの広さです
エコノミーの倍くらいの大きさですよ
ディスプレイの大きさは標準的なサイズです
写真には写ってないですが、USBの穴もありますよ！
シートの肘掛にリモコンがあります
その下にペットボトルが入るくらいの収納もあります
肘掛けを前から見ると、コンセントの穴があります
日本のじゃないから、機内にアダプター持ってないとダメですね
映画も見れます
日本語字幕はなかったですが、吹き替えはありました
何か長時間のフライトを楽しむものを持って行った方が良いです
私は「Amazon Fire7」を持っていきました
メッチャおススメですよ！⬇︎⬇︎
機体は「ボーイング777」
アメニティもエコノミーとは違います
ヘッドフォンがきましたよ！
青い袋を開けると、
スリッパアイマスク耳栓ハンドクリームが入ってました
食事・ドリンク
な、なんと離陸前にオシボリとジュースが出てきました
しかも果肉入りのオレンジジュース
嬉しいな〜♡
たったこれだけのことなのに、はしゃいでしまいます^^
離陸してからもドリンクが出てくるまでか早い⁉︎
ビジネスコンフォートエコノミーの順にドリンク出してるのかな？
ビールをお願いしたら、わけわからないロシアのビールが出てきました
コンフォートクラスでも、ビールはヌルかったです
やっぱワインお願いするのが一番ですね
行きの機内食
機内食は２回出ます
コンフォートクラスは、ビジネスクラスと同じ食事が楽しめますよ♡
つまり、人生初ビジネスクラスの機内食です！
テンション上がるな～
（でも、ロシアの航空会社だからハードル下げなきゃです）
1回目の機内食
アペタイザー：ローストアーモンド、カシューナッツ、ヘーゼルナッツ
前菜：チキンとトルコの肉、野菜サラダ、サーモン寿司、大根ロール、ガリ
サラダ：レタス、キュウリ、チェリートマト
メインディッシュ：3種類から選択
1、キノコと野菜のリゾット付きのビーフフィレ、マスタード添え
2、ポレンタ、スイートピースチェリートマト付きのコッドフィレ、クリームソース添え
3、アスパラガスとスイートピーマン付き野菜ラザニア、トマトソース添え
デザート、オレンジクリームケーキ、赤カラントソース添え
他：ナッツ、パン、バター、ドレッシング
2回も機内食が出ます
座ってるだけなのに食べられるのかな？
でもフライトが10時間なので、「満腹になって眠っておけ作戦」するしかないですね
わかりにくいところを赤字にしておきました
あとで書いておきますね
１回目の機内食です
本当は「ビーフ」をお願いしたのですが、品切れでした
コンフォートクラスには5人くらいしかいないのに…
ビジネスの方ですでに出尽くしたのか⁈
ビジネスクラスと同じ食事といっても、ビジネスクラスをサーブした後に、コンフォートクラスにきます。こういうこともあるのか～⁈
というわけで、フィッシュを選択しました
フォークやスプーンがナプキンに包まれています
「コッドフィレ」は、タラのことでした
「Cod=鱈（タラ）」
ポレンタとは、北イタリアのソウルフード。
トウモロコシの粉をお湯でじっくりコトコト煮込んで、とろとろに伸ばしたものがPolenta（ポレンタ）です。北イタリアの定番料理で、昔はパスタやパン、米よりも多く食されていました。
小麦の生産が難しかった北イタリアの人たちはこのPolentaを食べて飢えをしのいでいたそうです。
ふむふむ…
さて、ポレンタなるものを、パクリッ⁈
う～ん、なんていいますか…
ふわっとしていて、マッシュポテトに近いのかな？
多分、店によっては塩が物足りなくて足しそうなことがありそうな感じです
まずくなく、美味くもないですね^^；
「トルコの肉」ってなんでしょね？
サーモン寿司の横にかすかに見えるローストチキンみたいなのかな？
「大根ロール」は、お新香の巻物でした
日本人がメニューに目を通してないようですね
寿司は機内食として考えればまぁまぁです
スーパーのお寿司レベルと考えてください^^
生野菜とデザートです
野菜はフレッシュで美味しかったです
機内食、全体的な味は美味しいと思います
ただし、「JAL」、「ANA」のエコノミーと比べると…
「同じくらいかな？」
「いや、負けてるかな？」
といった印象です
ものすごく上から目線ですが、海外の航空会社の機内食と考えればかなり美味いです！
あくまで海外の航空会社の機内食ですよ^^；
あとでエコノミーのスゴイの出てくるので読んでくださいね
それに比べれば、この食事はスーパー頑張ってますよ！
フォークなども、プラスチックじゃないです
やけに長いのはロシア仕様？
2回目の機内食
前菜：チキンフィレ、ポテトとニンジンのサラダ、ピーマン、オリーブ
サラダ：レタス、野菜のミックス
メインディッシュ：3種類から選択
1、ズッキーニ、白大根とピーマン付きビーフステーキ
ボルドレードソース添え
2、パルメザンチーズで焼いたチキンブレスト
ジャガイモのニョッキ、アスパラガス、チェリートマト付き、トマトソース添え
3、キノコの焼き野菜のリゾット、トマトクーリー添え
デザート：記載ミスにより不明^^；
他：フォカッチャ、パン、バター、ドレッシング
2回目の機内食です
私はビーフステーキにしました
ステーキは美味しかったです
大根はなぜ入れたんだろ？
長時間乗って、酒飲んで寝てるだけなので、朦朧としながら食べて寝ました
父タローは、チキンです
パンを半分に切って、ロールパンにしながら食べてました
78歳なのに、意外とかわいいことをしてます
機内食で毎回やってましたよ
帰りの機内食
帰りの機内食メニューです
帰りはロシアから積んでいるのか、行きよりもレベルが下がりました
やっぱ日本は食のレベルが高いですね！
1回目の機内食
前菜：牛肉と酢漬けの茸
サラダ：キュウリ、チェリートマト、パプリカ、オリーブ
メインディッシュ：
1、詰め物をした鶏手羽とグラティーニ（パスタ）、アスパラガス、トマト、マッシュルーム添え
2、オヒョウ、イカ墨スパゲッティと野菜、ペストソース添え
3、ワイルドライス、ブルガー小麦、ファロ、キノア、パプリカ、ポテトのミックス
デザート：ショートケーキ
他：バター、プレッツェルロール、ライ麦パン、オリーブオイル
1回目の機内食です
右側に黄色い物体が「グラティーニ」だと思います
食べた感想は、行きで食べたポレンタのもう少し粒が大きいバージョンみたいな感じです。つまり、不味くもなく美味くもなく…
パスタということなのですが、ネット検索しても出てきませんでした
2回目の機内食
前菜：「ロシア」サラダ、牛肉、チーズ
フルーツサラダ：記載無し
メインディッシュ：
1、リコッタチーズのオムレツ、ピーマン、アスパラガス、トマトソース
2、キノコのパンケーキのクリームソース添え
３、ケモモソースのファッロ粥
デザート：ショートケーキ
他：ジャム、クロワッサン、ヨーグルト、マヨネーズ
2回目の機内食です
ケモモソースのファッロ粥です
杏子のようなものを乗せて、ケモモソースがかかってます
7千年もの歴史を持つ古代小麦の一種スペルト小麦の別名
厳密には中粒サイズがファッロ
スローフードの代表格の伝統食材として、
味・食感・栄養分ともに本国イタリアだけでなく
ヨーロッパを中心に注目されています
ふむふむ…
食べられないようなものではないな…
美味くもないな…
身体に良さそうなのかな？
ケモモって、毛桃？なんでしょね？
まぁ、軽めの食事って感じでした
西欧人はファッロ粥が出てくると喜ぶのかな？
「おおぉ〜⁈ファッロ粥出てきたよ！メッチャ嬉しい〜♡」みたいな？
ないと思うけどな〜^^;
ジャムが瓶で出てきました
父タローはキノコのパンケーキにしました
パンケーキというよりクレープみたいですね
味は、行きの機内食の方が美味しかったです
メニュー内容も行きの方が良かったです
だってですよ⁈
行きのメイン
ビーフフィレ、鱈フィレ、ラザニア、ビーフステーキ、チキンブレスト、リゾット
帰りのメイン
鶏手羽、イカ墨スパゲティ、ワイルドライス、オムレツ、パンケーキ、ファッロ粥
行きは、日本人が考える機内食のグレードアップ版
帰りは、変に凝っててわけがわからない品揃え…
ファッロとか、ポレンタとか、
もう何なんだ〜っ⁈
て感じです
行きだけコンフォートクラスでもいいかな？
乗り換えが不安⁈
ロシアの空港で乗り換えをしなくてはいけません
メッチャドキドキしました^^；
ドキドキしますよね？
案外簡単でしたよ^^；
まわりに日本人もいて見よう見真似です
こういう時、ホント助けあいです
そんなに困ってないんですけど、日本人がいるだけで心強い^^；
次のフライトまで、2時間ほど空いているのですが、荷物検査などをしているとあっという間に時間が過ぎます
実際に、空いた時間は30分くらい
のんびりしてると、乗り換えられなくなりますよ～
出発前に一番気になったことだったので、別記事にしました
詳しくはこちらをご覧だささい！⬇︎⬇︎
エコノミークラス（ロシア➡︎ロンドン）
ロシアで乗り換えて、ロンドンに向かう機内を簡単に紹介します
オマケのようなものなので、参考程度に見てください^^
「3列+3列」の狭い機体に乗り換えました
日本のLCCよりも簡素な造りです
シートのビニールもペラッペラです
((((；ﾟДﾟ)))))))
CAさんもとても不愛想です（笑）
絵に描いたような「海外の屈強なCA」さんですよ
日本にくるのは、美人で接客良い人選んでるんですね！
エアバスA321でした
造りは安っぽいですが、シート間隔は意外とあります
身体の大きい西欧人にとっては狭いんでしょうね^^；
日本人なら全然余裕ですよ！
行きの機内食です
「ビーフorチキン」ってやつです
フタしたまま写真撮ってしまいました^^；
まさか3回目の機内食が出るとは
ロシアからロンドンまでは3時間しか乗らないので、出てくるのは飲みもの程度だと思っていました
もしくは、軽食だけとか？
まだこういう機内食あったんだ⁈
最近の日本発の機内食は、昔に比べてどれも工夫されているので、久しぶりにマズイ機内食を食べました
パッサパサのパンやクッキーがついていました
とてもロシアっぽくて面白かったです
機内食3回目なので、半分だけいただきました
帰りの機内食です
似た内容です
パッサパサですよ（笑）
機内から見たロンドンの夜景
ロンドンに着いたぞ～！
光がついてないところは、テムズ川です
かかった費用
今回の航空券代は…
157,180円
でした
ちなみに、同時期のロンドンまでの航空券の最安価格は以下の通りです
・エコノミークラスの乗換便：約9万円
・直行便：約25万円
・ビジネスクラスの乗換便：約30万円
バルセロナや他の場所も同じくらいで行けますよ！
本当はバルセロナに行く予定でした^^；⬇︎⬇︎
エコノミークラスでは同じくらいの価格帯航空会社はありましたが、コンフォートクラス（プレミアムエコノミー）がない航空会社もあります
ヨーロッパ行きたいけど、ビジネスクラスの料金までは出せないって人には、アエロフロートのコンフォートクラスはおススメですよ！
こりゃ、クセになるな…
こんなに安いなら、あとは「仕事が休めるかどうか？」ですね
まとめ
少し贅沢してみたい人におススメ！
アエロフロート航空・コンフォートクラスのレポはいかがでしたか？
コンフォートクラスは、「ビジネスクラスに一度乗ってみたい！」って人におススメです
次は本当のビジネスに乗りたくなりました！
もう一度乗るか？
帰りの機内食はイマイチだったし疲れて爆睡したので、帰りはエコノミーでもいいかな？
コンフォートは、まぁ良かったですが、あくまで体験的なものなので、お財布的に毎回コンフォートというわけにもいかないです
少し条件を絞って…
行き：コンフォートでゆったり
帰り：エコノミーの最前列を追加料金で予約
もしくは、
行きも帰りも、エコノミーの最前列を追加料金で予約！とかね
機会があれば、上の組み合わせにします
若い人は、差額67,000円を使って、他に旅行を行った方が楽しめるんじゃないかな？
ナハハ^^；
長々と読んでいただきありがとうございます
またね～！
